<レポート>まゆっこのソロモン滞在記#003 : ソロモンの「食」

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【8月9日のレポートです!】

こんにちは!
日本は猛暑日が続いているようですが、ソロモンは日中は暑いものの、朝晩は涼しく、過ごしやすいです。

さて、これまでお伝えしているソロモンシリーズですが、今回はソロモンの「食」についてご紹介をしたいと思います。

前回も少し触れましたが、ソロモンでは首都以外の村の生活は自給自足が中心です。
それぞれの畑でサツマイモやキャッサバといった芋類や、スリッパリーキャベツと呼ばれるモロヘイヤのような葉物を栽培しています。
自家用のものが中心ですが、町のマーケットで売るために栽培をしている家もあります。

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↑Fiu村の"ガーデン"でサツマイモの収穫

ソロモンでは日本のようなスーパーマーケットはなく、町のマーケットに人々が収穫物を持ちよります。日曜以外は毎日早朝からオープンし、
特に金曜と土曜は大変賑わいます。
また、マーケットではとれたての魚も売っています!

首都ホニアラのセントラルマーケット

セントラルマーケットの野菜コーナー

セントラルマーケットの魚コーナー


さて、そんなソロモンの家庭ではどんな食事が出るかというと...
朝食は、畑で採れたお芋または近所で焼いているパンを買ってきて、簡単に済ませます。村ではお昼は食べないことが多いのですが、夜はスリッパリーキャベツをココナッツミルクで煮込み(「スプスプ」という料理)、お芋と一緒に食べます。

村の中でも現金収入を得ている家庭では、朝ごはんは紅茶にビスケットやパンを。

ソロモン産ビスケット

↑ソロモン産ビスケット

夜は茹でたお芋と、スプスプをご飯に乗せて食べたりします。煮魚と一緒に食べることもあります。

ソロモン産ツナ缶

↑ソロモンのツナ缶。ご飯にかけたり、スプスプに混ぜたりします

芋は鍋で簡単に茹でることが多いですが、写真のように「モトゥ」といってバナナの葉で芋を包み、熱した石で調理する伝統料理もあります。

モトゥ

↑芋の中をくりぬき、ココナッツミルクを注ぎます

モトゥ

↑バナナの皮で包み、準備完了!このあと、熱した石で蒸し焼きにします。

また、村では家族の誕生日など特別な日には、家畜の豚や鶏をさばきます。
小さな子供たちもみんな包丁やナイフを持って、解体を手伝います。
少し危なっかしく心配になってしまうのですが、やはり頼もしいのが
ここソロモンの子どもたち!
豚は1頭でも解体までにかなり時間がかかるので、近所の人もみんなで手伝いをします。

豚の丸焼き準備中

↑ヤシの葉の中に、殺したばかりの豚が棒に吊るされています。

豚の丸焼き中

↑一気に火をつけて、外側の毛を燃やします。このあと、海で洗い解体をします。

飲み水は、コミュニティに一箇所だけある飲み水専用の井戸、または雨水タンクのある家ではそこから汲み置きをしておきます。
もちろん村にはジュースなどはないので、代わりにココナッツの木に登り、実を落として中の水を飲みます!

ちなみに、現金収入がある家ではお米を食べると書きましたが、ソロモンで最近変化が起きているのは、この「お米の需要」です。
自給自足の家庭でも、今はお米を好む傾向が増えていて、ソロモン全体で主食になりつつあるのだそうです。

先日は、たまたま輸送中のトラブルでお米の供給がストップしてしまったのですが、お米を求める声の大きさに、そのニーズの高さを実感しました。
(「お米はいつ届くんだ?」という会話がいつも町中で聞かれました)
実際、ようやくお米が届いた時には、お店に人々が殺到して、早々に店仕舞いをする商店もあったほどでした。

しかし、このお米はオーストラリアや中国などからの輸入に頼っているのが現状で、各家庭や国の大きな支出となっています。
ソロモンでは人口も急激に増加しており、今後の食糧の安定的な確保が大きな課題です。

◇◇◇

日本とは違うソロモンの食文化、いかがでしたでしょうか?
ソロモンで生活をしていると、森や海からの恵みを直に頂いているということを強く感じます。「食べる」ということが、どれほど大事で、またどれほど大変か、ここソロモンでは実感することが出来ます。

次回は、私たちAPSDがソロモンでどんな活動をしているのか、少しご紹介をしたいと思います。
今回触れたお米の話とも繋がってきますので、ぜひご覧くださいね!

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