<レポート>まゆっこソロモン滞在記#005 : 最終号~ソロモンから見た日本~

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こんにちは!
夏に連載していました私の「ソロモン滞在記」。
これまで4号を掲載してまいりました。

これまでの過去記事
#001ソロモン紹介編
#002マライタ島・フィユ村の生活
#003ソロモンの「食」
#004APSDの活動

本日はようやく(!!)最終号として、国内事業担当スタッフとしてソロモンに行き、実際に感じたこと、考えたことをちょこっと書きたいと思います。

今回、私がソロモン派遣の機会をいただいた理由は大きく2つ。
一つは、国内での食農・環境教育を担当するスタッフとして、実際にソロモンで見て感じたことを子どもたちに伝えられるようになるため。もう一つは、ソロモンでの活動を知ることで、ソロモンと日本、両方で活動を行う理由や意義を考えるため。

特に二つ目については、実際に行ったからこそ見えてくることが多くありました。ソロモンでは、これまでも触れたとおり、食糧の安定的な確保の問題に直面しています。
農耕するには少ない土地と、急激に増え続ける人口、そして輸入に依存するという脆弱な構造の一方、気候変動の影響もあり、世界ではますます干ばつなどにより食料生産が緊迫してきています。

このような状況を目の当たりにし、外国人としてソロモンの食や農、環境の課題を見据える中で、やはり顧みるのは自分の国の現状についてでした。

以前、日本に研修に来た現地インストラクターイスマエルさんが、日本の農業を見て感じたことを私たちに話してくれたことがあります。

「これから10年、20年先、日本の農業はどうなっているだろう?今の日本は、ソロモンよりもずっと危険な状態だと思う。」

今回の派遣で彼と再会し、「フードセキュリティー」という点では、ソロモンはソロモンの事情で、日本は日本の事情で同じような問題を抱えていることを実感しました。

今年は、ロシアの小麦の禁輸や、各国での自然災害など、身近に感じることが多くなっていますよね。

"食べ物がなくなる"なんて、なかなか想像し難いですが、高齢化が進み、食糧の60%を輸入に頼る日本にとって、いつ起こってもおかしくない現実。。。

自分たちの食べ物を自分たちで作る・守るという、生き物が生きていく上で当たり前のこと。
ソロモンでも、そんな課題に立ち向かう人々を見ていて、日本でも考えることがたくさんあるなーと、実感しました。


◇◇◇


...と、何だかちょっと重~い気分になってしまったかもしれませんが、今回、同時に強く感じたことは、ソロモンにも日本にも、たくさんの魅力や可能性があるということでした!

ソロモンでは、これまでに経験のない稲作に挑戦しており、技術が上手く伝搬すれば、収量を上げていける可能性が大いにあります。そして、何より海や森からの豊富な自然資源や、それらを上手く使う人々の知恵は、ソロモンの農業にとって大きな役割を果たすはず。

また日本でも、最近は農業や食糧への関心が高まりつつあり、農村でも都市部でも、いろいろなアクションが起きていますよね!そして、世界に誇るべき農業技術や、優良な農地もあります。

それぞれ持っている可能性を、いかに転換していくか。
そんな前向きな考えから、私たちの活動も一歩ずつ進んでいければなぁと思っています。


長くなりましたが、まゆっこソロモン滞在記はこれにて終了です!
これまでお読みいただき、ありがとうございました。
また、国内事業でお会いしましょ~!!
(今年の雑穀も、もう間もなく♪)


パーマカルチャーセンター@ソロモン

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