こんな課題に応えます

  • 評価制度や育成施策を進めているが、現場のメンバー像が十分に共有されていないと感じる
  • 上司と部下のコミュニケーションが噛み合わず、原因がうまく説明できない
  • 採用や配置の判断を、もう少し確かな根拠を持って行いたい
  • 組織開発や人事戦略の前提となる「現在地(As-Is)」を、納得感のある形で把握したい

サービスの内容

HSMは、組織で働く一人ひとりの「行動スタイル」を、8つの観点から可視化するフレームワークです。

特徴は、本人が回答する「自己認識」と、上司が回答する「他者認識」を、評価ではなく観察として並べて見ることにあります。「どちらが正しいか」ではなく、「お互いがどう見ているか」を観察対象として扱うことで、認識のギャップそのものが、対話の起点になります。

たとえば:「情報処理・共有スタイル」という軸から見えてくること

8つの軸のうちのひとつに、「情報処理・共有スタイル」という観点があります。情報を外に出していく人か、自分の中に留めておく人か、という行動傾向を捉える軸です。

この軸では、たとえばこんなことが見えてきます。

本人は「自分は十分に情報共有している」と感じているのに、上司から見ると「何をやっているか見えにくい」と感じているケース。本人にとっては、自分の頭の中で進めている検討や、メモに残している進捗が「共有の一部」として感じられている。一方、上司から見れば、形になって渡されない限り、それは「見えていない」ことと同じです。同じ行動を見ていても、「共有」という言葉の基準が本人と上司で違うために、認識がズレていきます。

そして、その逆もまた然りです。本人は「まだ整っていないから共有していない」と思っているのに、上司は「自分から進んで報告してくれている」と捉えているケースもあります。

どちらが正しい・間違っているという話ではありません。お互いがそう認識している、という事実を観察として並べることで、「どうすれば仕事が見えやすくなるか」「どんな共有のタイミングが噛み合うか」といった具体的な対話のきっかけが生まれます。

このように、HSMは8つの軸それぞれについて、本人と上司の認識を観察として可視化することで、組織の中で起きている「噛み合わなさ」や「持ち味」を、評価の言葉ではなく観察の言葉で語れるようにします。

進め方

  1. アンケート実施:対象となる社員ご本人と、その上司に、それぞれ回答いただきます
  2. 結果票の作成:個人ごとの結果票を作成し、本人の自己認識と上司の他者認識を可視化します
  3. 組織ポートフォリオの作成:個人の結果を組織全体としても整理し、組織の傾向や分布を捉えられる形にまとめます
  4. フィードバック:結果票と組織ポートフォリオをお渡しし、読み解き方や活用方法をご説明します

提供価値

  • 一人ひとりの行動スタイルが、評価の言葉ではなく観察の言葉で捉えられるようになります
  • 上司と部下の間にある「認識のギャップ」が可視化され、対話の起点が生まれます
  • 組織全体の傾向や偏りが見えることで、人事戦略や組織施策の前提となる「現在地」が明確になります
  • 採用・配置・育成の判断に、根拠のある材料が加わります

HSMの結果を活用して、その後の組織開発や人事制度設計までを一貫してご支援することも可能です。一方で、HSMを単発でご利用いただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

ご検討にあたって

Human Style Map は、大きく 2 つのステップで構成されています。

ステップ 1: 現在地の可視化(費用不要)

まず、貴社の現在地(As-Is)を捉えていただくため、以下をご提供します。

  • 対象社員へのアンケート実施
  • 個人ごとの結果票の作成(自己認識・他者認識の可視化)
  • 組織ポートフォリオの作成(組織全体の傾向の整理)
  • 結果の読み解きと活用方法のご説明

こちらは費用をいただかずにご提供します。

ステップ 2: 改善コンサルティング

ステップ 1 で見えてきた組織の現在地を起点に、貴社の課題に合わせた改善支援を行います。

  • 内容: 認識ギャップを起点とした対話設計、配置・育成・評価の見直しへの助言、組織開発の伴走 など(貴社の状況に応じて設計)
  • 期間・費用: 対象人数や貴社の状況によって設計が変わりますので、別途ご相談ください

ステップ 1 のみのご利用ももちろん可能ですが、可視化された現在地を実際の組織づくりに活かすためには、ステップ 2 の伴走を強くおすすめしています。

なお、ご利用いただいた企業様の事例を、匿名にて発信素材として使わせていただくことがあります。

よくあるご質問

Q1: なぜ、ステップ 1(可視化)を費用不要でご提供しているのですか?

ヒトニギリ研究所のサービスの本質は、可視化された結果を活用した、その先の組織づくりにあると考えています。まずは実際に結果票と組織ポートフォリオをご覧いただき、貴社の組織にとって価値のあるものかどうかをご判断いただくことが、双方にとって最も納得のいく形だと考えています。

Q2: ステップ 1 のみを利用することも可能ですか?

可能です。可視化された結果は、その後の判断や施策の材料として、社内でご活用いただけます。ただし、可視化はあくまで「現在地の把握」であり、そこから組織づくりに活かすためには、対話や設計の伴走があった方が効果が大きいため、ステップ 2(改善コンサルティング)の併用をおすすめしています。

Q3: 対象人数や組織規模によって、進め方は変わりますか?

はい、対象人数や貴社の組織構造、確認したい観点によって、進め方や設計が変わります。まずは初回のご相談で、貴社の状況をうかがった上で、最適な進め方をご提案いたします。

Q4: アンケートの回答にどれくらいの時間がかかりますか?

1 人あたり 15〜20 分程度を想定しています。上司の方は、対象社員ごとに同様の所要時間で回答いただきます。

Q5: 実施から結果のフィードバックまで、どれくらいの期間がかかりますか?

アンケート回答期間を含めて、実施開始からフィードバックまで、およそ 2 週間程度を目安にしていただければと思います。

Q6: 結果を、社員本人に開示することはできますか?

はい、本人に開示することを前提とした運用も可能です。開示の範囲(結果票全体か、一部か)や開示のタイミングについては、事前にすり合わせた上で進めます。